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9月公開
ジャニーズ事務所きっての演技派(と言われている)、錦戸亮主演の映画『ちょんまげぷりん』を観てきました。注目作家の荒木源の原作を、中村義洋監督が映画化した話題作です。
主人公がタイムスリップしちゃう系のテーマは、実はかなり使い古されたもので、有名なところでは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ターミネーター』、最近では『BALLAD 名もなき恋のうた』、本作と同じく過去の人が現代へトリップしてくる『ニューヨークの恋人』など有名なところです。
ということで、題材自体はおよそ手垢のついたものではありますが、フシギとあまり「またか!」感がないのが本作。それはもちろん、映画初主演の錦戸氏のフレッシュさにも一因アリですが、なにより新鮮だったのがサムライとスイーツのコラボレーションです。
「主人公の属性とおよそかけはなれたものの組み合わせ」は、タイムスリップと同じく映画やドラマの鉄板としてよく使われる手法だそうで、古くは『セーラー服と機関銃』(女子高生とヤクザ)、最近だと『花より男子』(金持ちと貧乏人)なんかが分かりやすい例ですね。
そんな鉄板をふたつ盛り込んだ『ちょんまげぷりん』、江戸のサムライがスイーツ職人へと変貌していく様はとても鮮やかで、サクセスストーリーの趣すらあります。
そして初主演の錦戸さんは、今回の役のように、ただのイケメンではないひとクセあるキャラクターの方がはまるのかも知れません。
ただのアイドル映画"とあなどるなかれ、です。
********************** 『ちょんまげぷりん』 監督:中村義洋